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永石公認会計士事務所
 2003年~2007年の4年間、米国アラスカから南米最南端まで19ヶ国を巡り、帰国後は日本で唯一の「南米がわかる公認会計士」として活動中。
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  このブログでは、ブラジルをはじめとする中米や南米の投資に役立つ情報を、皆様と同じ目線でできるだけわかりやすい言葉で執筆します。

2010年05月12日

ブラジルファンド解約増加



 国内で販売されているブラジル株の投資信託は、4月末現在で26本ありますが、4月の純資産残高合計は前月比1.3%減の9577億円となりました。

 これで2ヶ月連続の流出超で、1兆円を目前にしての足踏み状態です。

 4月のボベスパ指数はほぼ一貫して下げ続け、前月比4%下落しました。

 4月は、欧米は比較的堅調でしたが、中国やブラジルなどの新興国は軟調に推移していました。

 逃げ足の速い人はすでに新興国から資金を引き揚げ始めているのでしょう。

 これまで順調に伸びていたブラジルファンドの残高が減り始めたのは、もしかしたら何かを示唆しているのかもしれません。

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ブラジルファンドがトップ3独占

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Posted by 永石公認会計士事務所 at 10:39Comments(1)ブラジル

2010年04月30日

ブラジルが2年ぶりの利上げ



 ブラジルの中央銀行は、政策金利を現在の8.75%から、0.75%引き上げて9.50%にすることを、全会一致で決定しました。

 ブラジルもついに金融引き締めに動きはじめました。

 ブラジルの経済は今年に入ってから、さらに力強く回復しており、2010年度のGDP成長率は最大で7%に達すると予想されています。

 また、インフレ率も5%超に上昇しています。

 先日ブラジルを訪問した時に感じたのは、活気と高物価でした。

 あちこちで建設工事が行われており、サンパウロの渋滞はひどすぎます。

 また、レアル高を差し引いても、ブラジルの物価は決して安くありません。

 現在のブラジルの株価は、金融緩和による流動性相場に支えられている面がありますが、これから金融引き締めが加速すると、景気を一気に冷やしすぎることも考えられます。

 ブラジルファンドを保有している方は、今後のブラジル中央銀行の動きに注目する必要があります。

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ブラジル、政策金利を据え置き

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Posted by 永石公認会計士事務所 at 12:16Comments(0)ブラジル

2010年03月12日

鉄鉱石90%以上値上げ



 ブラジルの資源大手ヴァーレが、日本の鉄鋼大手各社に対して、2010年度の鉄鉱石の価格について、90%以上の値上げを提示しました。

 豪英系の資源大手BHPビリトンも、先日、鉄鋼原料用石炭の価格について、55%の値上げを提示しており、日本の鉄鋼各社もそれを受け入れたばかりです。

 中国など新興国の石炭や鉄鉱石需要の増大に伴い、資源各社も今年度はかなり強気に出てきています。

 これによって、自動車用鋼板などの価格の値上げは避けられず、物価上昇要因になる可能性があります。

 またこれまでは、年度ごとに価格交渉をしていたのですが、資源価格の変動を臨機応変に反映させるため、世界の資源各社は、四半期ごとに価格を決めるように希望しています。

 我が国は鉱物資源が乏しいので、外国から買うしかなく、このような極端な値上げも飲まざるを得ないのがつらいところです。

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Posted by 永石公認会計士事務所 at 11:20Comments(0)ブラジル

2010年03月03日

ブラジルファンドがトップ3独占



 2月に新規設定された投資信託は、前月比59%増の約3600億円となり、2ヶ月連続で増加しました。

 また設定本数も63本と、前月に比べて約3倍となりました。

 金額、本数とも、2月は絶好調だったようです。

 その中でもブラジルファンドが集金額でトップ3を独占し、相変わらず絶好調、大人気です。

 1位:野村ブラジル・インフラ関連株投信 約796億円
 2位:野村新エマージング債券投信・ブラジルレアルコース・毎月分配型 約724億円
 3位:ブラデスコ・ブラジル株式オープン 約361億円

 1位のブラジル・インフラ関連株投信は、サッカーワールドカップやオリンピック、さらにはリオ・サンパウロ鉄道の日本の入札など、インフラ投資がこれから加速すると考えた投資家の資金が集まったようです。

 それにしても、ブラジル投信にお金が集まりすぎのような気がします。正直、ちょっと危うさを感じます。

 「ブラジル」という名前だけでお金が集まっているようにも思えます。

 最近のボベスパ指数は一時の勢いが感じられず、世界的にもギリシャ問題など安心できない状況が続いています。

 歴史を見ると、ファンドの人気が過熱し過ぎると、一旦調整することが多いです。ブラジルも一本調子で上昇するとは思えないのですが・・・

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Posted by 永石公認会計士事務所 at 08:19Comments(0)ブラジル

2010年02月26日

ブラジルが預金準備率引き上げ



 ブラジル中央銀行が預金準備率を引き上げ、金融の引き締めを実施しました。

 これによって、新たに710億レアル(約3兆5000億円)の資金が市中から吸収されます。

 ブラジルでは、消費者物価指数が約2年ぶりの伸び率となり、政府のインフレ目標を上回ってきたため、徐々にインフレ懸念が強まっています。

 これを受けて、現状8.75%の政策金利がいつ引き上げられるかに注目が集まっていますが、早ければ3月にも・・・という可能性が高まっています。

 すでに中国やインドは預金準備率の引き上げを実施しており、新興国と先進国の金融政策の違いが一層鮮明になってきました。

 新興国が金融緩和を続ければ、バブルの懸念が高まり、金融引締が行き過ぎれば、世界経済の景気を急激に冷やすことになります。

 先進国の経済は、今や新興国の金融政策に委ねられている、と言っても過言ではないかもしれません。

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Posted by 永石公認会計士事務所 at 08:45Comments(0)ブラジル

2010年02月24日

ブラジル初の女性大統領誕生か



 ブラジルの与党・労働党は、今年10月の大統領選挙にジルマ・ルセフ官房長官を擁立することを決定しました。

 ルセフ官房長官は、ブラジル初の女性大統領を目指します。

 ちなみに、チリもアルゼンチンも女性大統領ですので、南米は女性が大活躍ですね。

 現職のルーラ大統領は支持率が約80%近くもあり、圧倒的な人気を誇っていますが、その後継者として彼女を指名しました。

 世論調査によると、現在リードしているのは、現職のサンパウロ州知事の野党・ブラジル社会民主党のジョゼ・セーラ氏で、35%の支持を集めています。

 セーラ氏は、前回の選挙でルーラ氏に敗れたため、「今度こそは」という気持ちが強いでしょう。

 しかし、ここ最近はルセフ氏の支持率が上昇傾向で、その差が約5%まで迫っているようです。セーラ氏は気が気ではないでしょうね。

 もしかしたら、本当にブラジル初の女性大統領が誕生するかもしれません。年末が楽しみです。

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Posted by 永石公認会計士事務所 at 13:10Comments(0)ブラジル

2010年02月16日

カーニバル最高潮





 リオデジャネイロでは、今年も2日間にわたるサンボドロモでのサンバパレードが行われました。

 今回は、2016年に開催されるリオのオリンピックの開催が決まってから初めてのカーニバルで、例年にも増して、世界的に注目度が高いようです。

 オリンピックまでは、年を追うごとに、徐々に熱気が増していくことでしょう。と同時に、商売上手のブラジルのこと、カーニバル物価も高騰すること間違いありません。

 日本人観光客も大挙して押し寄せているようですが、リオの治安をなめてはいけません。レストランで、椅子の上にカバンを置いたまま席を外すと、10秒後にはなくなります。くれぐれも気をつけて、楽しんで下さい。

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Posted by 永石公認会計士事務所 at 08:35Comments(0)ブラジル

2010年02月15日

リオはカーニバルバブル



 2月12日から、世界三大カーニバルの一つ、ブラジルのリオのカーニバルが始まりました。

 私が観戦した2005年もそうでしたが、年を追うごとにカーニバル期間中の便乗値上げが激しくなっているようです。

 ホテルの料金は、平均で通常時期の約10倍ほどになっています。

 例えば、コパカバーナビーチに近い普通のホテルは1泊500ドル(4万5千円)。高級ホテルのコパカバーナパレスは、最も安い部屋でも1泊5000ドル(45万円)もするのだが、全室予約済みだそうです。

 ブラジルという国は、他の中南米の国々に比べて、「取れるところから取ろう」「取れる人から取ろう」という意識が高いのか、観光シーズンや観光地の値上げ幅が高いように思います。

 リオのカーニバルを見たい人はどうしようもないのですが、単にブラジルを旅行したいという人は、このような時期や場所を避けると、思ったより安くなります。ご参考に。

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Posted by 永石公認会計士事務所 at 09:25Comments(0)ブラジル

2010年02月09日

ブラジル株が急落



 サンパウロ証券取引所のボベスパ指数は、先週末に2009年11月以来の安値をつけました。

 昨年末までは順調に上昇しており、今年の1月6日には70729ポイントをつけました。しかし、それ以降は下落基調になり、この1ヶ月で約11%も安くなりました。

 また、ブラジル通貨のレアルも下落が続いています。

 昨年は、国外からブラジルへマネーが流れ込んでいましたが、今年に入ってからは、逆流し始めています。

 日本の個人投資家も、ブラジルファンドにはたくさん投資しています。二番底リスクがあるかないかわかりませんが、盲目的に新興国神話を信じるのではなく、ブラジルの動向を常にウォッチしておく必要があると思います。

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Posted by 永石公認会計士事務所 at 13:13Comments(0)ブラジル

2010年02月03日

ブラジルが日本を追い抜く日



 「年率5~6%で経済成長すれば、あと10年で世界第5位となり、20年後にはついに日本を抜いて4位になる」と、ブラジル国内では話題になっているようです。

 確かに今は、ブラジルは好況のまっただ中で、成長率も大きいです。

 でも、ここで問題になるのは、「年率5~6%で経済成長すれば・・・」という点です。

 ブラジルは歴史的にも、高成長が期待され続けてきましたが、2000%を超えるハイパーインフレや、政治汚職、治安問題などで、期待を裏切り続けてきました。

 また、たとえ高成長を持続しても、問題は一人当たりのGDPです。現在は64位とかなり低い。ここ数年、中流層の増加で社会格差が縮まってきたとはいえ、まだまだ貧富の差は大きいのが現状です。

 もしGDPで日本がブラジルに抜かれると、日本からブラジルへの出稼ぎが増えて、今とまったく逆の現象が起こるかもしれません。

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Posted by 永石公認会計士事務所 at 09:48Comments(0)ブラジル