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永石公認会計士事務所
 2003年~2007年の4年間、米国アラスカから南米最南端まで19ヶ国を巡り、帰国後は日本で唯一の「南米がわかる公認会計士」として活動中。
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  このブログでは、ブラジルをはじめとする中米や南米の投資に役立つ情報を、皆様と同じ目線でできるだけわかりやすい言葉で執筆します。

2010年02月01日

ブラジル景況感指数が過去最高



 ブラジル工業連盟は、企業の景況感を表す景況感指数が68.7ポイントになったと発表しました。

 この数値は、統計を始めた1999年以来、過去最高です。

 また、今後半年間の見通しについては、さらに71.8ポイントまで上昇しています。

 ブラジル政府は「すでに困難を克服し、好調な時代に戻っている」と言っており、ブラジル経済は最悪期を脱したと感じているようです。

 ブラジル人の根っからの楽観的な性格を差し引いても、過去最高を付けたことは無視できないでしょう。

 この流れだと、早ければ来月にも、いよいよブラジルでも利上げが発表されそうですね。

 さらに日米欧と新興国の温度差が広がりそうです。早過ぎる金融引き締め政策に、景気が冷やされなければいいのですが・・・

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Posted by 永石公認会計士事務所 at 09:52Comments(0)ブラジル

2010年01月29日

ブラジル、政策金利を据え置き



 世界的に金融政策の出口戦略を模索しており、各国は利上げの時期をうかがっていますが、ブラジル中央銀行は政策金利を8.75%に据え置きました。

 ブラジルは金融緩和のため、昨年は500bpの利下げを実施しましたが、景気の順調な回復が見られるため、数ヶ月以内、早ければ次回会合の3月にも、利上げに踏み切るであろうと思われています。

 8.75%という金利は、ブラジルにとって過去最低です。これまで二桁が当然でした。現在の日本から見たら、あり得ないくらい高い金利ですよね。

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Posted by 永石公認会計士事務所 at 05:44Comments(0)ブラジル

2010年01月15日

ブラジル自動車販売は過去最高



 新車販売台数で、2009年、中国がついにアメリカを抜き、史上初の世界一になったことが話題になっています。

 アメリカは前年比21.2%減の1043万台。一方、中国は約40%増加し、1350万台を超えました。

 このように新興国の成長がめざましいのですが、ブラジルも2009年の自動車販売台数は、前年比11.35%増の314万台となり、3年連続で過去最高記録を更新しました。

 これはご多分に漏れず、税制優遇措置や低金利の効果が大きかったようです。

 ブラジル国内のメーカー別市場シェアでは、フィアット(イタリア)24%、フォルクスワーゲン(ドイツ)23%、GM(アメリカ)20%、フォード(アメリカ)10%となっており、この上位4社で77%を占めています。

 ちなみに、日本車は5位にホンダが入るのがやっとで、シェアはたったの4%です。

 私が滞在していた3年前でも、中米であれほど見かけた日本車は、ブラジルではほとんど走っていませんでした。

 あれほど需要が旺盛なブラジルに力を入れていない日本車メーカーを見て、ブラジルに滞在していた当時は、とても歯がゆい思いをしていました。しかし、今でもそれは変わっていないようです。

 中国もいいのですが、そろそろ供給過剰になりつつあると思います。日本車メーカーには、今こそ、ブラジルを含む南米にも目を向けてほしいと願っています。

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Posted by 永石公認会計士事務所 at 08:00ブラジル

2010年01月12日

ボベスパ指数、ついに7万突破



 ブラジル・サンパウロ市場のボベスパ指数が、1月5日、ついに大台の70000ポイントを突破しました。

 先週末終値は、70263ポイント。リーマンショック後の安値29435ポイントと比較して、約2.4倍になっています。

 2008年5月20日に記録した史上最高値73516ポイントもそろそろ視野に入ってきました。

 あまりにも急激な上昇で、私も少々驚いています。

 世界的に低金利が継続しており、余ったマネーがブラジルに流れ込んでいるのでしょう。2009年度の外国資本流入は、204億ドルを記録したそうです。

 ここまで上昇すると、ちょっと実態とはかけ離れているような気がします。ブラジルで会社を経営している私の友人は、「ブラジルは相変わらず不景気です」と言っています。

 先進国と比べると確かに景気はいいかもしれませんが、数年前のブラジルと比べるとそれほどいいとは言えないのでしょう。にもかかわらず、株価指数は市場最高値に迫っているこの状況は、プチバブルの香りが漂っていると思わざるをえません。

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Posted by 永石公認会計士事務所 at 06:49Comments(0)ブラジル

2010年01月08日

ブラジル独自路線を行く





 あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

 ウォールストリートジャーナルの記事に「独自路線を歩むブラジル」という記事が掲載されました。

 ブラジルのルラ大統領が、昨年11月にイランのアハマディネジャド大統領と会談し「イランが核兵器の開発を進めている証拠は存在しない」と述べたり、キューバを米州機構(OAS)に加えることに賛成したことなどを差しているようです。

 ブラジルをはじめとする中南米の歴史は、欧米に搾取され続けた歴史であり、欧米に経済的に頼る他はなかったため、仕方なくそれに甘んじてきました。

 従って、ブラジルのように経済的に独立することができれば、独自路線を歩むのは当然のことです。むしろ、独自路線を歩むために、経済を発展させたいと思っている、と言ってもいいくらいです。

 ベネズエラのチャベス大統領が米国に対して強硬な発言ができるのは、石油産油国であり、原油の価格が上がっていることも一因でしょう。

 この記事は、「ブラジルの利害が米国と一致しており頼りにできると思ってはいけない」と締めくくっていますが、ブラジルの国柄を考えると、そんなことは当たり前です。

 経済大国アメリカを利用しつつ、心までは影響されずに独自路線を歩む。ブラジルをはじめとする世界各国は、我々が思っているより「したたか」です。

 ブラジル投信がバカ売れしていますが、投資する人は、このようなブラジル気質もよく考えて投資する必要があります。米国と同じように考えてはいけません。

 一方、日本の外交は身も心も米国に預けています。また、世界から言われるがままにお金を出している感があります。

 日本も、ブラジルのしたたかな外交を少しは見習ってほしいものです。

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Posted by 永石公認会計士事務所 at 10:20Comments(0)ブラジル

2009年12月30日

大人気のブラジルファンド



 今年の日本国内における投資信託の資金流入額は、上位20位のうち11本をブラジル関連が占め、さらに第1位~第5位までを独占しました。

 1位:野村新米国ハイ・イールド債券ブラジルレアルコース(野村)
 2位:ブラジル・ボンド(大和)
 3位:SMBC・日興ニューワールドレアル(三井住友)
 4位:野村北米REITレアル(野村)
 5位:ダイワ外国債券(大和)

 これらはすべてブラジル関連ファンドです。

 1位のハイ・イールド債券ブラジルレアルコースは2009年5月設定ですが、純流入額3745億円にのぼりました。

 ただ、ブラジル関連ファンドの運用成績については、比較的順調に推移してきましたが、足元はレアル安が響き、運用成績が悪化しているのも事実です。

 2014年サッカーワールドカップや2016年オリンピックの影響もあり、人気がやや加熱し過ぎているような気がしています。

 来年度あたり、今年の反動で人気が下火になるころがチャンスになると見ています。

 これで今年の記事は終わりです。よいお年を!!!

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Posted by 永石公認会計士事務所 at 11:12Comments(0)ブラジル

2009年11月26日

ブラジルが新たな課税



 先月10月20日に、2.0%の金融取引税を導入したばかりのブラジルが、投資に関する新たな税金を、11月19日から課すことを決めました。

 大手のブラジル企業について、現在、米国預託証書(ADR)として取引することができますが、今回の課税は、一部の外国人投資家が、ブラジル企業のADRを買い入れた後に、それを国内発行の株式に転換した時に、1.5%の税金をかけるというものです。

 これは、ブラジル株式への投資にかかる金融取引税を支払わない投資家に対する対抗措置の効果があります。

 もう一つの目的は、年初から対ドルで36%も上昇しているレアルを抑制することです。

 しかし、本当の目的は「取れそうなところから取ろう」ということでしょう。

 ただでさえ複雑なブラジルの税法が、また一歩、より複雑になってしまいました。

 課税後も相変わらずブラジルのボベスパ指数は順調に推移しています。ブラジル投資信託の売れ行きも絶好調なようで、一体どこまで上がるのでしょうか。

 そろそろ気をつけた方がいいのでは・・・

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Posted by 永石公認会計士事務所 at 10:37Comments(0)ブラジル

2009年11月04日

ブラジル投信が絶好調だが・・・



 2016年オリンピックの開催地がリオデジャネイロに決まって以来、ブラジルの株式や債券を投資対象としたファンドの売れ行きが絶好調のようです。

 ネット証券最大手のSBI証券の投資信託販売金額ランキングでは、「大和証券-ブラジル・ ボンド・オープン」がトップに躍り出ました。

 加えて、「HSBCブラジルオープン」も3位に順位を上げています。

 10月20日から実施されたブラジルの金融取引税引き上げの影響は、日本においては、今のところ出てきていないようです。

 さらに、新規のブラジル投信ファンドもたくさん売り出されており、各証券会社は「ここがチャンス」とばかりにお金を集めています。

 ボベスパ指数は順調に推移しているようですし、今のところ、投信の運用成績も悪くなさそうです。

 しかし、ブラジル投信に投資した人の中で、ブラジル経済をわかっている人がどれくらいいるのでしょう?リオのカーニバルの写真を使った華やかな広告の雰囲気に流されて投資している人も少なくないでしょう。

 過去の例を見てみると、投資信託が実態以上に盛り上がった時には、その勢いが続くことはあまり多くありません。

 ブラジル経済が将来有望であることはもちろん否定しませんが、ブラジル投資熱があまりにも大きくなっている点に危うさを感じてしまいます。

 大きな反動が来ないことを祈ります。

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Posted by 永石公認会計士事務所 at 08:24Comments(0)ブラジル

2009年10月30日

ボベスパ指数、暴落後急反発



 ブラジルのサンパウロ証券取引所のボベスパ指数は、10月27日・28日の2日間で7.5%も暴落したが、29日には5.9%も回復しました。

 暴落の原因の一つは、2%の金融税(IOF)の導入により、米ドルの流入が73%も減少したことと見られています。

 ボベスパ指数の今年の最高値は、10月19日の67,239ポイント。今年に入って60%も上昇していました。ボベスパ指数があまりにも良すぎたため、バブルを懸念したブラジル政府が外資を規制する金融税を導入しました。

 その結果、最高値から見ると10.53%も下落。一応、バブルを冷やす効果はあったようです。

 しかし、急激に冷やしすぎると、その反動が怖いことは歴史が物語っています。

 サッカーワールドカップ、オリンピックに向けて、どのような経済の舵取りをするのか。ブラジルが将来的に持続的な発展をするのか否か、その岐路に立っているような気がします。

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Posted by 永石公認会計士事務所 at 12:07Comments(0)ブラジル

2009年10月23日

ブラジルが2%の金融税



 ブラジル政府は、金融取引に使われる外資の参入に対して、長期短期にかかわらず、一律2%の金融税(IOF)を課す暫定令を制定しました。

 ドルに対するレアルの高騰を抑える効果と、ブラジルの税収減を補う効果があります。

 これを受けて、順調に推移していたブラジルのボベスパ指数は10月20日、約2.9%下げました。

 ブラジルは、昨年3月にも、国債を購入する外資に対して1.5%を課税しましたが、為替の流れを変える効果が薄く、リーマンショックもあったため、廃止しました。

 今回はそれに懲りず、また外資を閉め出しかねない課税を導入しました。

 ブラジルという国は、税金を取れるところから取れるだけ取ろうとします。世界一高くて複雑な税制を持つ国とも言われています。

 せっかくリオのオリンピック開催が決まり、経済も順調に推移しているところに、こういう税制が導入されると、外国からそっぽを向かれ、ブラジルへ投資をしようとする意欲が減退しかねません。

 外資に対して相変わらず冷淡なこの態度。BRICsの一国ではあるが、まだまだ閉ざされた国なんだなぁと思わざるをえません。

 政治がもう少しまともだったら、潜在能力が高い国だけに、もっともっと伸びるのになぁ・・・

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Posted by 永石公認会計士事務所 at 07:04Comments(0)ブラジル