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永石公認会計士事務所
 2003年~2007年の4年間、米国アラスカから南米最南端まで19ヶ国を巡り、帰国後は日本で唯一の「南米がわかる公認会計士」として活動中。
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  このブログでは、ブラジルをはじめとする中米や南米の投資に役立つ情報を、皆様と同じ目線でできるだけわかりやすい言葉で執筆します。

2004年12月23日

ベネズエラ警察の小遣い稼ぎ

2138.jpg 年末と言えば、警察による一斉交通取締り。日本でも、年末には、「交通安全週間」と称して、検問や取締りが厳しくなります。そして、この現象は中南米でも同様のようです。

 私が12月初旬に滞在していたベネズエラでも、クリスマスシーズンには警察や軍による交通取締りが厳しくなるのですが、ちょっとその理由が違います。というのは、彼らが自分のお小遣いを稼ぎたいからです。

 手口はこうです。旅行者がよく通りそうな、何もない田舎道の途上で検問を行い、バスやタクシーを停車させます。そして、観光目的の外国人を主に狙い、まずはパスポートなどを見せるように命じます。もちろんそこには、不備は何もないのですが、「これは偽物です」とか何とかいちゃもんをつけて、車の外に連れ出します。この時点では、露骨にお金を要求することはありません。

 旅行者のものわかりが悪く、お金を渡してこない場合には、この後、彼らの施設に連れて行かれ、個室に入れられた上、ごちゃごちゃ説得され、今度は露骨にお金を要求してきます。

 ベネズエラの日本大使館の人からも、「国内の移動は飛行機にされた方がいいのでは・・・」と言われたのですが、

 ◎飛行機代はバス代に比べてめちゃくちゃ高いこと
 ◎陸路による移動で雄大な景色を見たかったこと
 ◎そして、ここだけの話しですが、彼らはどのような手口でお金を要求してくるのかをちょっとこの目で見てみたかったこと

 などの理由で、以下の二つの対策をして、バスに乗りました。

 一つは、日本大使館への連絡。大使館の職員の方に、私が乗るバスの出発時間・到着時間や目的地などを事前に知らせておき、大使館への電話番号を常にポケットに入れてバスに乗りました。日本人なら当然に、日本大使館に連絡できる権利があるので、そうしておくと、何かが起こっても、「日本大使館に連絡したい」と言って連絡することができ、職員の方も、私たちの事情を知っているので、スムーズに対策を施すことが可能です。警察官や軍人もそこは人間です。「大使館」という言葉を出すと、ぎくっとするそうです。

 二つは、弁護士への連絡。私はたまたま、ベネズエラ人の弁護士2名と知り合い、滞在中、大変お世話になりました。彼女たちはすごく親切で、「何かあったらこの紙を相手に見せるように」と言って、私に1枚の紙を持たせてくれました。そこには、「私は彼らの弁護士です。連絡はすべて私にしてください」と書かれていました。これはとても心強かったです。

 その結果は・・・
 ブラジルとの国境付近で、徹底的な荷物検査が一度行われただけで、不正なお金を要求されるようなことはありませんでした。

 ウワサでは、これに対する国民からの批判も強まり、最近ではこのような不正検問はかなり減ったそうです。

 こちらでは、警察や軍の給料はかなり安いと聞いてます。ドロボウによる犯罪であれば、こちらが注意すれば防御できますが、権力を振りかざされると、難しいものがあります。

 「権力を傘にきた犯罪は、ドロボウよりもタチが悪い」、そう思いました。

写真は、ベネズエラからブラジルのマナウスまで28時間乗ったバス。長時間の乗車なので、一番豪華なバスを選びました。
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Posted by 永石公認会計士事務所 at 08:55Comments(0)国、町、村

2004年12月22日

コロンビアの日本語教師

2137.jpg コロンビアの首都ボゴタの日本語学校で、コロンビア人相手に日本語を教えている田中晋二くんをご紹介いたします。私と同じ大阪出身。現在23歳。関西大学在学中に、野球をするためにコスタリカに渡り、一旦帰国するものの、ボゴタの日本語学校の先生の職を知り合いに紹介してもらったのがきっかけで、日本語教師をしているそうです。

 彼と知り合ったのは本当に偶然でした。コスタリカの首都サン・ホセで、私がよく行っていた中華食材屋のバイトのお姉ちゃんが、「もしコロンビアに行くのだったら、私の日本人の友人を紹介します」と言って、彼のメールアドレスを私に教えてくれ、コロンビアに着いて早速メールを送ってみたら、すぐに返事が来て、「ぜひ会いましょう」ということになりました。

 初対面なのにとても話しが盛り上がり、3軒のレストランや喫茶店をはしごして、気がつけば約6時間ほどしゃべりっぱなしでした。彼はとても素直なんですね。気持ちのいい好青年です。そして聞き上手。教え上手は聞き上手。私も知らず知らずのうちに、彼のペースにはまっていました。

 「私はコロンビア人に、確かに日本語を教えているのですが、日本語という言葉だけではなく、日本の文化のいいところ、特に相手を思いやる気持ちや敬う気持ちなど、日本人の心のいい面を教えていきたいと思っています。」彼は胸を張って、こう言っていました。

 コロンビアと言えば治安が悪いというイメージがあると思います。企業などから派遣される人はともかく、自らすすんでコロンビアにやってきて、働いて、生活している人は、そんなに多くないでしょう。彼は、なぜコロンビアという国を選んだのかはよく知りませんが、普通の人と違う道を選ぶことにより、自分探しの旅を続けているのかもしれません。

 この先、彼がどういう人生を歩むにせよ、この若い時期にコロンビアという異国の文化に接して、いろんなことに悩み、考えたことは、将来必ず生きることでしょう。彼のような人が、縁の下で、日本と外国との真の友好関係を築いているのかもしれません。

写真は田中晋二くん。ひと回り大きくなった彼とどこかで再会できるのを楽しみにしています。
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Posted by 永石公認会計士事務所 at 00:58Comments(1)ひと

2004年12月21日

マナウスの大繁盛ジュース屋

2081.jpg アマゾンは果物が豊富です。日本では見たことも聞いたこともない果物がたくさん取れます。

 そのアマゾンジャングルの真ん中にある、アマゾン川流域の最大都市、ブラジルのマナウスで、大繁盛しているジュース屋を発見しました。一見して、そこらへんにあるジュース屋なのですが、お客さんが長い行列を作っていました。

 早速、中に入ってみました。店内にはたくさんの果物が吊ってあり、店の壁には、一面に大きな文字で、ジュースとサンドイッチのメニューが書いていました。すごくわかりやすいです。ジュースの欄を見ると、見たこともない果物の名前ばかりでした。何のことかわからず、適当に壁を指差して、あるジュースを注文しました。

 すると、その場で果物を絞って、ジュースを作っていました。めちゃくちゃ、うまかったです。新鮮なジュースがこれほどおいしいとは・・・

 周りのお客さんを見ると、どうやらメニューを見て注文していません。よく聞いてみると、例えば、

 「あの果物とこの果物とその果物を混ぜて、牛乳を多めに、砂糖を少なめに入れて下さい」

 という風に、わがままに注文をしているようです。

 果物の名前がわからない時は、店に吊ってある果物を指差して、「これとこれを搾って下さい」というように注文することもできます。

 値段は、ジュース1杯が、2.9〜3.5レアル(約120円〜140円)。サンドイッチが、3.8〜5.8(約150円〜230円)。南米では夕食を軽くとることが多いため、夕方から夜にかけて、サンドイッチとジュースを食べに、たくさんのお客さんが訪れているようです。

 今日は、どのジュースにしよっかなぁ・・・

写真は、ジュース屋の店内。果物がたくさん吊ってあります。
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Posted by 永石公認会計士事務所 at 04:54Comments(1)店・工場・会社

2004年12月20日

折り紙姉妹

1994.jpg 日本人の中で、コロンビアの文化に関心のあり、コロンビアについて実際によく知っている人って、どれくらいいるのでしょうか? たいていの人は、せいぜい、コロンビアは南米の国のひとつで、コーヒーが有名で、治安が悪そう、という程度だと思います。私も、コロンビアに行くまではそうでした。

 ところが、実際にコロンビアに行ってみると、日本という国が大好きで、深い関心を持って、日本語や日本文化についてよく知っている何人かのコロンビア人と出会いました。これは本当にうれしいことです。たまたまかもしれませんが、中米の国ではそのような人には出会うことはありませんでした。というより、中国や韓国との区別がつかない人たちがほとんどで、道を歩いていると、「チナ(中国人)」とよく言われました。このような生活が長かったので、コロンビアに来て、日本に関心を持っている人と出会うと、本当にうれしい気持ちになりました。

 そのような人の中で、今日は「折り紙姉妹」を紹介します。コロンビアの首都ボゴタで、家の近所を歩いていると、折り紙屋を発見しました。看板を見ると、「Planeta ORIGAMI」と書いてあります。「どうしてこんなところに折り紙屋があるんだろう?」と思い、訪れてみると、二人の姉妹が店番をしていました。店の中には、折り紙はもちろん、和風のアクセサリーや人形などが所狭しと並んでいました。おもしろいものでは、「モニカ」「ハビエル」というように、カタカナで縦書きに名前が書かれた短冊も売っていました。そしてこれがよく売れているそうです。

 余談ですが、ラテンの人たちにカタカナで名前を書いてあげると、すっごく喜ばれます。「俺も書いてくれ」、「私も書いてぇ」とすぐに人が集まってきます。カタカナの文字の形をとてもユニークに思っているようです。

 彼女たちは、約半年前の2004年5月にこの店を始めました。「日本の文化が大好きで、自分の手で何かを作るのが大好きだから」という理由です。一番の売れ筋は、和風のピアスだそうです。1日に30人くらいの人が来店して買っていくそうですが、日本人のお客さんは、開店以来、私が初めてだそうです。ただ、日本語は勉強中で、今はほとんど話すことができませんでした。

 コロンビアは遠いし、とても危険というイメージのせいか、多くの日本人は、訪れることはありませんし、あまり関心を持つこともないでしょう。でも、そんな国で、日本に関心を持っている人がいることを知り、「やっぱり実際に行ってみなければ、実情はわからないもんだなあ・・・」と改めて感じさせられました。

 「Planeta ORIGAMI」
 住所:Av. CL. 3a 71 D-64, Bogota, Colombia
 電話:260-6015, 260-7147


写真は、折り紙姉妹。右:姉のMonica、左:妹のAdriana。
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Posted by 永石公認会計士事務所 at 01:38Comments(0)店・工場・会社

2004年12月19日

ベネズエラの通信事情

1993.jpg 前回の投稿から、ちょっと間が空いてしまいました。というのも、ベネズエラのインターネット環境が、私のような旅行者にとって、とても悪かったからです。

 これまでの中南米の国では、ホテルの近くにはたいてい、地元の親父さんが細々とやっているようなインターネットカフェが数軒あり、そこに自分のパソコンの持込を交渉し、アクセスすることができていました。ところが、ベネズエラでは、「CANTV(カン・テー・ベー)」という大手電話会社が、ベネズエラ国中の電話やインターネット網を牛耳っており、「コミュニケーション・センター」と称して、町中のいたるところに「貸し電話」や「インターネットカフェ」をやっているのです。そのせいで、いわゆる「親父さんのインターネットカフェ」はほとんど見つけることができませんでした。

 「CANTV」は、1997年までは国が100%保有していたのですが、それ以降、民間にその一部を譲渡し始め、現在は半官半民です。言わば、日本のNTTのようなもんです。

 この「CANTV」、愛想は最悪。私が店に入る時に、「ブエナス・タルデス(こんにちは)」と言っても、無言。「自分のパソコンを持ち込んでもいいですか?」と聞いても、理由も言わず「ノー!」。「じゃあ、近くにインターネットカフェはありますか?」と聞いても、「知らん!!」。どの町の「CANTV」に言っても、一様に同じ反応でした。

 あるベネズエラ人にこのことを話したら、「あれでも最近は、かなり愛想がよくなった方ですよ」と言ってました。ベネズエラの前に滞在していたコロンビアの人たちが、すごく親切で愛想のいい人が多かったので、私はかなりショックを受け、次の国のブラジルまでインターネットカフェでアクセスするのをあきらめました。

 「CANTV」が半官半民になって以来、国内だけではなく海外からも、民間の電話会社が参入し始め、その上、携帯電話の普及も手伝い、価格の低下も見られるようです。しかし、知り合った人たちとメールアドレスを交換すると、たいていの人は「○○○@cantv.net」となっており、「CANTV」を使っている人が相変わらず多いようです。でも、ベネズエラの通信事情は、ゆっくりではありますが、確実に変わってきているようです。まさに、日本の数年前を見ているようです。

 一昨日、ベネズエラを出国し、ブラジルのマナウスという都市に入りました。マナウスは南緯3度に位置し、人口100万人以上を有するアマゾン川流域の最大都市です。幸い、宿の近くに素晴らしいインターネットカフェも見つけました。またここでも、何か商売のネタを探しに、今日もブラッとしてみます。

写真は、ベネズエラの国会議事堂の中。あたりの治安はよくなかったのですが、なぜか簡単に中に入ることができました。
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Posted by 永石公認会計士事務所 at 04:16Comments(0)店・工場・会社

2004年12月07日

店と客の関係は日本と異なる

1438.jpg 日本では、店側がお客さんの身分証明が必要な場合は、そのお店がお客さんの身分証明のコピーを取りますよね。例えば、レンタルビデオ屋では、お客の運転免許証のコピーを取ることがよくあります。これが当たり前です。お客さんに、「免許証のコピーをどこかで取ってきてくれ」ということは、まず考えられません。

 ところが・・・中南米では、この考えられないことが当たり前になっていることが多いのです。パナマのある長距離バスの会社で、バスのチケットをキャンセルしようと窓口に行った時、「パスポートを見せてくれ」と言われたので、携帯していた「パスポートのコピー」を渡しました。しばらくして、バスの払い戻し代金だけが戻ってきて、パスポートのコピーは手元に戻ってきませんでした。

 そこで私は、「パスポートのコピーを返してくれ」と言うと、窓口のおばちゃんは傲慢な口調で、「これは返せない。コピーがほしければ、自分でどこかに行って、コピーを取ってきてくれ」と答えました。

 「それでは、コピーが取れる店はどこにあるのか?」と聞くと、「この近くにはない」。

 私はあきれ返って、怒ったフリをしましたが、おばちゃんは全く動じることはありませんでした。結局、コピーはおばちゃんの手元に残ったまま、私たちはあきらめて帰りました。

 おばちゃんに言わせると、コピーはお客が取るのが当たり前。私に言わせると、バス会社が取るのが当然。そこには、常識・文化の相違が間違いなく存在していました。

 日本では、「お客様サービスが第一」とうたっている会社やお店が多いので、「コピーは当然に店が取るもの」と店もお客も思っていると思います。ところが、中南米では、「店とお客は対等」と考えているような気がしてなりません。だからお客に対して、礼や感謝の言葉はあまり聞かれません。どっちがいい、どっちが悪いではなく、「国が変われば、店とお客の関係も微妙に変わるもんだなあ」と改めて感じさせられました。

写真は、パナマシティのバスターミナルのチケット売り場の窓口。近代的なバスターミナルでした。
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Posted by 永石公認会計士事務所 at 11:23Comments(0)店・工場・会社

2004年12月05日

旅は人とのつながりを実感できる

1347.jpg ベネズエラのカラカスには5日前から滞在しているのですが、昨日、インターネットカフェでメールを受信したら、カラカス在住のベネズエラ人の女性からメールが来ていて、「よかったら会いましょう」って書いてありました。実は彼女、コロンビアのボゴタで2ヶ月間ホームステイをさせていただいていた家のお母さんのいとこで、私たちの知らないうちに連絡をしていたらしいです。私と妻はさっそく彼女に連絡して、今日1日一緒に過ごし、「よかったら明日からうちに泊まって下さい」と言われたので、お言葉に甘えることにしました。

 「この旅は、本当にいろんな人に助けられているんだなあ」と心から実感しています。皆さんの助けなしでは、この旅は成立していません。だから、「人とのお付き合いは大切にしましょう」。

 と、ここまでは普通の話しですが、もう一つ大事なことに気がつきました。旅をしていると、毎日違う人に会います。国や街を移動すると、同じ人には二度と会うことはありません。でも、見知らぬ国や街で、今までお付き合いいただいていた人のご紹介で、また次の素晴らしい人との出会いがあります。そして、前に付き合っていた人は、よく考えてみると、その前に付き合っていた人の紹介で、その人は、その前の前に付き合っていた人の紹介・・・。人とのつながりやお付き合いには、必ずなんらかの因果関係があります。そして、旅をしていると、そのつながりがすごく明確に実感できます。

 日々の仕事に追われており、毎日特定の人としかお付き合いのない人には、なかなか日常でこれを実感することは難しいでしょう。しかし、現在深くお付き合いしている方や、お世話になっている方と、「なぜその人と知り合うことになったか」をよく考えてみると、実はその前によくしていただいた方のご紹介だった、ということも実は多いのです。

 一方、毎日違う問題に直面して、その問題を解決すべく奔走し、毎日違う人とお付き合いすることの多い経営者の方は、これを実感できているのかもしれないなあ、と思います。

 日々、誠実に行動し、自分の信じることを貫いていると、それをちゃんと見てくれている人がいて、その人が力になってくれるのでしょう。普段の行動、普段の考え方、普段からの人との接し方がすごく大事なんだなあ、ということを、この旅で学んでいます。「日頃の行いが大事」というのは本当だと思います。というのも、その時だけ「いい行いのフリ」をしても、それも含めて人はちゃんと見ているからです。

 そして今度は、自分が誰かの役に立ちたいなあ、と心より思います。

 皆さんに感謝です。本当に、本当に、ありがとうございます。

写真は、コロンビアでホームステイさせていただいたご家族。
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Posted by 永石公認会計士事務所 at 05:35Comments(0)ひと

2004年12月03日

中米のスーパーはちょっと違う

1259.jpg 中米でスーパーマーケットに入る時、ほとんどの店で、手荷物を預けなければなりません。

 ところがこれが結構面倒くさいのです。手荷物置き場には長蛇の列ができていることが多く、さらに店員がダラダラしていることもよくあるので、預けるのに時間がかかります。もちろん、帰りに荷物を受け取る時も同じように時間がかかります。ひどい時には、店員がいないこともあります。預けないと警備員に入店を拒否されるし、店員がいないので預けることもできないし、本当に困ります。

 さらに困るのが、店員が信用できないことです。預けた荷物がちゃんと戻ってくるかどうか、すごく不安です。実際、店員とお客さんがもめているのをよく見ました。だから、荷物を戻してもらう時には、必ず中身を確認するようにしています。従って、貴重品を持ってスーパーには行くことができません。

 もう一つ違う点があります。それは、日本のスーパーマーケットやコンビニでは、お金を支払った後、買った商品を自分で袋に入れますが、中南米では、商品を入れてくれる人がいるのが普通です。従って、お金を支払うところには、レジで代金を計算する人と、商品を袋に入れる人の2人います。

 時々、人数が足らないせいか、商品を入れる人がいない時があります。そんな時でも自分で商品を入れることはなく、レジの人が商品を入れてくれます。

 上記の2点は、良く考えると「お客様サービス」ですが、実はそうではなく、その背景には「お客さんを信用していない」という考えがあると思います。駄菓子屋のような小さな店でも鉄格子越しに商品やお金をやり取りします。お客さんを信用するとロクなことがない。お客さんは悪いことをする。中米の店はそう思っているような気がしてなりません。

 そして、お客さんの方も、「店員を信用できない」と思っているようです。これまで訪問した中米の国の人々を見ていると、自分の家族や親戚以外、誰も信用できない、と考えている人が多いような気がします。確かに治安はよくないのですが、ちょっと寂しいですね。

写真は、商品を入れている店員のにいちゃん。
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Posted by 永石公認会計士事務所 at 02:11Comments(0)店・工場・会社

2004年12月03日

車の盗難防止音はどの国も同じ

1258.jpg 中南米は日本に比べると、あんまり治安がよくありません。従って車の盗難も非常に多いそうです。メキシコやグアテマラでは、駐車時に、ハンドルを固定する小道具を取り付けてから車を降りていました。万が一、ガラスを割られて、エンジンをかけても、ハンドルが固定されているので運転できません。

 また、コスタリカではカーステレオの前面パネル(ボタンがついているところ)をはずして、車から降りる人が多かったです。

 メキシコ以降、中南米を旅していて、ひとつ気がついたことがあります。それは、車の盗難防止音がどの国も同じなのです。これは、ドロボウが車に近づき、何か悪いことをしようとした時に、大きな音がなるやつです。この音を言葉で表現するのは非常に難しいのですが、10種類ぐらいのいろんなパターンのサイレン音が、連続で鳴るのです。

 しかし、誤作動が非常に多いため、町のあちこちでしょっちゅう鳴ってます。従って、この音が鳴っていても、人々はたいして注目していないようです。完全に慣れきっているのでしょう。だから、本当に盗難が起こった時でも、あまり効果がないような気がします。私も毎日聞いているので、今では、その10種類の音の順番を完璧に覚えています。

 どうしてどの国も同じ音なのか?理由は全くわかりません。もしかしたら、1社が独占して中南米に売り出しているのか。それとも、科学的な研究によってもっとも人の注意を引く音なのか。今も、ホテルの部屋の外で、この音が鳴っています。たぶん誤作動なんだろうなあ・・・

写真は、コロンビアの車のナンバープレート。すごくシンプルです。
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Posted by 永石公認会計士事務所 at 02:09Comments(0)商品

2004年12月03日

ベネズエラの物価

1257.jpg ベネズエラにある日本大使館の人の話によると、ベネズエラ、特に首都のカラカスの治安は最近急激に悪化しているそうです。隣国のコロンビアは世界の誘拐事件の60%を占めており、「誘拐と言えばコロンビア」でしたが、最近はベネズエラでも誘拐がかなり増えてきているそうです。

 治安が悪くなった原因はいろいろ考えられますが、その一つは「物価高による生活苦」です。30年前の為替レートは、1ドル4.3ボリバル(以下、Bs)でした。しかし、1980年代後半にそれが崩れ始め、1999年には1ドル600Bsを越え、2002年には1ドル1,000Bsを突破し、現在は1ドル1,920Bsです。ものすごい「ドル高ボリバル安」です。

 そして、ベネズエラは輸入に大きく依存しているため、為替レートの上昇と共に物価も大きく上昇し、インフレ率は毎年10〜20%前後で推移しています。ちなみに、1996年のインフレ率は、なんと103%だったそうです。これは1年間で物価が2倍になったということです。また、現在の消費税は15%です。これでは国民の生活も苦しくなるはずです。

 ベネズエラに入って4日目ですが、日本人の私から見ても、それほど物価が安いという印象はありません。もちろん日本よりは何でも安いのですが、中米やコロンビアに比べるとそれほど安いとは思いません。早めにベネズエラを抜けるかも・・・

写真はベネズエラの野球場。ベネズエラは、南米では珍しくサッカーよりも野球が大人気です。チケット代は一人28,000ボリバル(約1,500円)。そんなに安くありません。
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Posted by 永石公認会計士事務所 at 02:05Comments(0)国、町、村