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永石公認会計士事務所
 2003年~2007年の4年間、米国アラスカから南米最南端まで19ヶ国を巡り、帰国後は日本で唯一の「南米がわかる公認会計士」として活動中。
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  このブログでは、ブラジルをはじめとする中米や南米の投資に役立つ情報を、皆様と同じ目線でできるだけわかりやすい言葉で執筆します。

2009年07月31日

大統領、数分間だけ帰国





 クーデターによって国外追放されたホンジュラスのセラヤ大統領が、支持者と共に隣国のニカラグアから徒歩で入国し、数分間だけ留まり、再びニカラグアに戻りました。

 ホンジュラスとニカラグアの国境は私も通りましたが、ただ暑いだけの何もないところでした(写真は両国の国境)。

 一方、暫定政権側の兵士は、国境から25メートル地点まで下がり、「これ以上進むと逮捕する」と警告していましたが、セラヤ氏がニカラグアに戻ったため、流血には至りませんでした。

 今回の行動の目的は、正統な大統領としてホンジュラス国内にアピールすることだったようです。

 アメリカのヒラリー・クリントン国務長官は、今回の行動を「無謀で軽率」と批判しており、流血の事態になることを懸念していました。

 クーデターから1ヶ月以上経ちましたが、双方が意地を張り合っており、膠着状態が続いています。

 セラヤ氏の大統領任期は来年1月。暫定政権側は交渉を引き延ばし、時間切れを狙っているのかもしれません。

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Posted by 永石公認会計士事務所 at 12:21Comments(0)ホンジュラス

2009年07月29日

ブラジル、さらに金利を引き下げ



 ブラジル中央銀行は、今月22日に、政策金利を9.25%から0.5%引き下げ、8.75%に決定しました。

 ブラジルでは先月10日に金利を引き下げたばかり。利下げはこれで5回連続となり、年初から5%も引き下げています。

 かつてブラジルは、政策金利が50%を超えていた時代があり、当時と比較すると隔世の感があります。

 近年ではブラジルのインフレも落ち着いており、通貨レアルも強くなってきました。

 日本では中国やインドばかりが注目を集めていますが、世界的に見ると、決して無視できない存在になりつつあります。

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Posted by 永石公認会計士事務所 at 16:56Comments(2)ブラジル

2009年07月17日

クーデター後の調停不調



 中米ホンジュラスのクーデターをめぐる、コスタリカのアリアス大統領による調停が不調に終わりました。

 追放されたセラヤ大統領と、暫定大統領のミチェレッティ氏は、「全く違う主張を述べた」ということです。

 ホンジュラスはラテンアメリカでハイチに次ぐ最貧国とされており、外国からの援助に頼っているのが現状ですが、クーデター後は、同盟国のアメリカは人道目的以外の援助をすべて停止し、世界銀行も新規融資を中止しています。

 セラヤ氏を後押ししていたベネズエラからは、最大で日量2万バレルあった石油の供給も打ち切られました。

 双方の主張に大きな隔たりがあるので、交渉が長期化するのは必至の状況ですが、そうなると貧困にあえぐ国民の暮らしに影響が出るだけではなく、ミチェレッティ新政権の財政基盤も揺らぎかねません。

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Posted by 永石公認会計士事務所 at 12:30Comments(0)ホンジュラス

2009年07月09日

ついに米国が乗り出す



 中米ホンジュラスのクーデター問題で、ついにアメリカが事態の打開に乗り出しました。

 国外追放されたセラヤ大統領は、ホンジュラスへの帰国に失敗した後、アメリカのワシントンに行き、ヒラリー・クリントン米国務長官と会談しました。

 クリントン長官は、セラヤ氏と暫定政権側のミチェレッティ氏の双方を説得し、事態収束に向けた協議を開くことで合意を得ました。

 この協議は中米コスタリカで行われ、調停役には、ノーベル平和賞受賞者であるコスタリカ大統領のアリアス氏が務めることも固まりました。

 双方ともおそらく一歩も譲らない話し合いになるのは必至ですが、とりあえず話し合いの場所を設けることは、解決に向けて多少は前進したのかもしれません。

 ここ最近、左傾化していたセラヤ大統領に対して、アメリカがよく思っていなかったのは事実であり、一説にはこのクーデターもアメリカが仕向けたのでは・・・というウワサもあります。

 そのアメリカが、表向きには仲介役をかっており、民主主義的な解決を模索しているのを見ていると、何が真実かだんだんわからなくなってきます。

 当面、ホンジュラスのクーデター問題から目が離せません。

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ホンジュラス混乱続く

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Posted by 永石公認会計士事務所 at 16:04Comments(0)ホンジュラス

2009年07月07日

ホンジュラス混乱続く



 ついに米州機構(OAS)が、中米ホンジュラスについて資格を停止することを決めました。これは、1962年のキューバ以来です。

 米州機構の事務総長が現地入りして調整を図っていましたが、暫定政権側は拒否し、失敗に終わった格好です。

 そして、国外追放されたセラヤ大統領を乗せたチャーター機がアメリカのワシントンを飛び立ち、ホンジュラスの首都テグシガルパへの強行着陸を試みたが、滑走路を封鎖して対抗したために、着陸することができませんでした。

 この混乱で、空港付近で支持者と警察が衝突、1人が死亡、30人が負傷しました。

 セラヤ氏は、「近日中に再入国を試みる」と語る一方、暫定政権側は、「帰国した場合は、国家反逆などの容疑で逮捕する」と警告しています。

 国際社会から完全に孤立しつつあるホンジュラス。それほど豊かではない国が、暫定政権のもとでやっていくには困難が予想されます。

 この後、どうなっていくのでしょうか?

 それにしても、この問題について日本のマスコミの扱いが小さいのが気になります。大変な事件だと思うのですが・・・

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中米ホンジュラスでクーデター勃発

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Posted by 永石公認会計士事務所 at 06:47Comments(0)ホンジュラス

2009年07月02日

中米ホンジュラスでクーデター勃発



 ホンジュラスが大変なことになってきました。

 6月28日夜明けごろ、セラヤ大統領の自宅に200名の兵士が押し入り、大統領を拘束した後、国外追放されました。

 と同時に、大統領の側近や、ベネズエラ・キューバ・ニカラグアの駐ホンジュラス大使も軍隊に拘束されました。

 そして、ホンジュラス議会は、ミチェレッティ議長を暫定大統領に指名しました。

 一方、コスタリカに滞在中のセラヤ氏は、「自分が民主的に選ばれた大統領だ」と主張しています。

 そもそも、最高裁が「法的根拠がない」と違憲判断を下したにもかかわらず、大統領の再選を禁じた憲法の改正を目指し制憲議会招集に向けた国民投票を、セラヤ氏が強行しようとしていたことが発端のようです。

 セラヤ氏は、国連総会や米州機構(OAS)の緊急会合で演説をするなど、国際世論を取り付けようと必死に動いています。

 米州機構は、「72時間以内に民主主義を回復しなければ、OASの加盟を停止する」旨を決議しました。

 彼は今日にでも、ホンジュラスに強行に帰国し、大統領への復帰を目指す考えですが、暫定政権側は、その際には逮捕し、最大で20年の禁固を言い渡す、と言っています。

 いよいよ事態は緊迫してきました。さてどうなるのか・・・!!!

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Posted by 永石公認会計士事務所 at 17:34Comments(0)ホンジュラス