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永石公認会計士事務所
 2003年~2007年の4年間、米国アラスカから南米最南端まで19ヶ国を巡り、帰国後は日本で唯一の「南米がわかる公認会計士」として活動中。
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2005年02月15日

リオのカーニバルは商売上手

4610.jpg リオ・デ・ジャネイロの町や市民にとって、リオのカーニバルが開催されるこの時期は、1年に1回の稼ぎ時でもあります。リオ・デ・ジャネイロに滞在して感じたのは、「稼ぐだけ稼いでやる」という魂胆です。正直、「ちょっと露骨だなあ」と感じたこともしばしばでした。

 以下に、私が感じた「感心した商売」「驚いた商法」「びっくりした価格」などをご紹介いたします。
         ******************************

 まず、カーニバル会場の入場料。私はリオ・デ・ジャネイロ在住の友人に、旅行代理店を通じて買ってもらったのですが、一人400レアル(16,000円)。それでも中程度の席です。高いところになれば、880レアル(35,200円)もします。しかし、ウワサによると、もっと高いのがカマロッチと呼ばれる升席で、お金持ちや会社が買い占めているそうなので、金額も入手方法もまったくわかりません。

 ホテル代も軒並み高騰です。ホテルを数軒調査したところ、だいたい2.5倍〜3.0倍になっているようです。しかも、「最低5泊以上」というように、1泊や2泊の宿泊ができないところが多いそうです。ちなみに私は幸いにして、友人の自宅に泊まることができました。本当に助かりました。ありがとうございました。

 そして、カーニバル前には、その年のカーニバルで踊る曲が集められたCDが売られます。価格は20レアル(800円)。このCDを事前に聴いてからカーニバルに行ったのですが、断然楽しかったです。

 会場では、ビール・ジュースなど、すべてのモノが街の価格の約3倍で売られていました。

 また、モノを売るタイミングも絶妙でした。カーニバルの前半では、売り子さんが客席までやって来て、座布団や双眼鏡などを高額で売っていました。中盤ではお腹が空くだろうということで、ハンバーガーを売りに来て、明け方近くになると、眠気覚ましにエスプレッソ・コーヒーを売りに来ました。お客さんの気持ちを完璧に読んでいます。

 一つ、とても感心したことがありました。この時期はリオでは雨季です。しょっちゅう雨が降ります。私が行った時も、2組目が始まった時に、パラッ・・・パラッ・・・と雨が落ちてきました。その瞬間です。どこからともなく「カッパ売り」のおっさんが、「カッパーーー。カッパーーー(ちなみに、カッパはポルトガル語でも「カッパ」です)」と叫んでやってきました。本当に絶妙のタイミングです。価格は10レアル(400円)。街の価格の5倍です。それでもカッパは飛ぶように売れていました。

 約10分後。一通り売り尽くした後、皮肉にも雨は止みました。買ったお客さんは、雨が降っていないのにカッパを着ていたら、蒸れて仕方がありません。お客さんは、たった今買ったばかりのカッパを脱いで、カバンに入れていました。完全に「カッパ売り」のおっさんの勝利です。おっさんの勝因は、「タイミング」と「お客さんが『カッパが無くなるかもしれない』という不安を勝手に感じたこと」だったと思います。

 カーニバル後もうまく商売してます。「チャンピオン・パレード」と言って、その年の上位6チームによるパレードが、翌週の土曜日に開催されます。これでもう一度、入場料を稼ぐことができます。また、カーニバル特集を組んだ雑誌が多数出版されます。

 しかし、さすがリオのカーニバル。世界的に知名度がかなり高いので、これだけ高い価格を設定しても、また、これだけたくさんの関連商品を販売しても、それを上回る需要があるのでしょう。全てのものがよく売れていました。でも、あまりにも露骨すぎる部分があるのも事実です。あまり調子に乗っていると、近い将来、世界中からソッポを向かれる日が来ないとも限りません。リオのカーニバルの今後の動向に着目したいと思ってます。

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写真は、カーニバル会場。観客は圧倒的に外国人が多かったです。
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Posted by 永石公認会計士事務所 at 01:30│Comments(1)国、町、村
この記事へのコメント

【『ラテン』って何やねん?!】の永石修一です。

瞬間芸のような商売ですね。

ブラジル人の売り方は、悪く言えば厚かましい、
よく言えば商売熱心です。
学ぶべきところは多いです。
Posted by 永石修一 at 2005年04月05日 01:48
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