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永石公認会計士事務所
 2003年~2007年の4年間、米国アラスカから南米最南端まで19ヶ国を巡り、帰国後は日本で唯一の「南米がわかる公認会計士」として活動中。
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2005年04月16日

サンパウロはカラオケバブル

7092.jpg ブラジルのサンパウロの日系人の間では、「カラオケ」が大ブームです。ブームに火がついたのがかなり前なのですが、衰えるどころかますます盛り上がっているようです。

 カラオケ大会も、毎週末のようにどこかで開催されています。それも、1ヵ所ではなく、数ヶ所で開催されるのが普通です。カラオケ大会の参加者はお年寄りの方が多いです。従って、歌われる曲は演歌が大半です。皆さんを見ていると、「歌を通じて、人生を心から楽しんでいるなあ」と感じます。

 彼らの中には、日系2世や3世の人もおり、日本語を話せない人もいるそうです。「日本語を話せないのに、どうして演歌のコブシをうまくまわし、スラスラ歌えるのだろう・・・」と不思議でなりません。

 若い人、特に子供たちの参加者も少なくありません。彼らは「チビッコ」のカテゴリーで勝敗を競います。大人たちの歌は、お世辞にもうまいとは言えないものもあるのですが、子供たちの歌のうまさは、半端ではありません。プロの歌手も顔負けのチビッコもたくさんいます。

 このカラオケ、サンパウロでは立派なビジネスとして十分成り立っています。例えば・・・
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 あるカラオケ大会の参加費は、一人15レアル(600円)。そんなに安くはありません。大会ではプログラム冊子を作るのですが、これを3レアル(120円)で売っています。さらに、そのプログラム冊子に載せる広告掲載料は、半ページ50レアル(2,000円)、1ページ100レアル(4,000円)。私が見たプログラムは、ページの80%は広告でした。

 こんな話もあります。カラオケ大会の申し込みは、約3ヶ月も前から行われます。しかし、お年寄りの参加者が多いので、プログラムには名前が載っているにもかかわらず、亡くなられたため、当日は来られない人もいるそうです。

 カラオケ大会の会場では、食堂、カラオケのCDやビデオの販売、なぜか、服や下着まで売っています。ここぞとばかり、商売をしています。

 会場費、審査員への支払い、トロフィー代などなどを差し引いても、かなりの利益が上がっているのではないでしょうか。

 さらに、ビジネスは大会当日には留まりません。現在、サンパウロのあちらこちらで、カラオケ教室があります。聞いた話によると、サンパウロ近郊だけでも、100以上の教室があるそうです。どの教室も、結構流行っているそうです。カラオケ教室の先生の中で有名な人は、平日は月謝を取って教え、週末はカラオケ大会の審査員としてアルバイトをして、かなり稼いでいるようです。

 中には、職に困って、仕方なくカラオケ教室を開いているのではないか、と思われる人もいます。確かに、それほど大きな資本もいらず、気軽に開けることができる商売ですもんね。

 この現状を見ていると、少しばかり、「カラオケ・バブル」のような気もします。このブームがいつまで続くのか、注目したいところです。

写真は、カラオケ大会の会場。朝から晩まで歌いっぱなしです。大きい大会になると、2日間ぶっ通しの時もあるそうです。
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Posted by 永石公認会計士事務所 at 11:03│Comments(0)国、町、村
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