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永石公認会計士事務所
 2003年~2007年の4年間、米国アラスカから南米最南端まで19ヶ国を巡り、帰国後は日本で唯一の「南米がわかる公認会計士」として活動中。
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  このブログでは、ブラジルをはじめとする中米や南米の投資に役立つ情報を、皆様と同じ目線でできるだけわかりやすい言葉で執筆します。

2005年06月29日

大人気の日本の中古車

10536.jpg 南米大陸ののほぼ中央に、国土の約3分の1をアンデス山脈が占めているボリビアという国があります。この国は、面積が日本の約3倍、人口が800万人強の内陸国です。

 街中を歩いていると、目の前をマイクロバスが通り過ぎました。その車体に書かれている文字を見て、私は一瞬、目を疑いました。

 私「今の車、何て書いてあった??」
 友人「確か、『なんとか幼稚園』と書いてあったよね・・・」

 それから、いろんな車を注意して見ていくと・・・
         ******************************

 あるわ、あるわ。マイクロバスだけではなく、軽トラやタクシーなどの車体を見ると、いくらでもありました。

 「下部ホテル」「館林商工高等学校」「新百合幼稚園」「老人ホーム○○」「(有)丸護」「また鮮魚」「北合志幼稚園」「学校法人豊国学園」・・・

 さらに、マイクロバスの乗降口には、漢字で、「自動扉」と書かれてあるものもありました。

 話は変わって、タクシーに乗った時のことです。助手席に乗った私は、目の前のダッシュボードのあたりを見て、ビックリしました。なんと、動いていないスピードメーターやタコメーターがあり、その下に大きな穴が開いているのです。そして、運転手の前を見ると、スピードメーターなどはありません。

 なぜ、このようなことになっているのでしょうか?

 それは、日本では廃車同然の中古車がボリビアに運ばれてきて、それが売られているからだそうです。しかし、右ハンドルのまま運転するのは、ボリビアでは違法です。だから、ハンドルだけを右側から左側に移します。でも、スピードメーターなどの計器類は機能させず、右側に放置したままです。ハンドルを移すのを専門にやっている自動車工場もあります。

 それでは、なぜ、日本語の文字を消さずに、そのまま放置して乗っているのでしょう?決して、ペンキを塗り直すお金がないからでは、ありません。日本車に乗っているというのは、こちらでは一種のステータスであって、かっこよくて、ちょっと鼻が高いからなのです。だから、あえて、日本語を残すことによって、自慢になるのです。

 ボリビア人の誰に聞いても、日本車の評判は上々です。故障も少ないし、かっこいいし・・・。それを聞いて、ちょっとうれしかったです。

 でも、日本では廃車にする車でも、ボリビアでは十分に活用できています。「日本人は車の買い替えが早すぎるのではないか。」「まだまだ乗れるのに、廃車にするのが早すぎるのではないか。」日本では、大量生産・大量消費が行き過ぎているように思えてなりません。

写真は、「上飯田幼稚園」と書かれたマイクロバス。このバスは、市民の足として市バスに使われていました。ボリビア人のためになっていると思うと、少しうれしかったです。
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Posted by 永石公認会計士事務所 at 22:56│Comments(1)商品
この記事へのコメント

2006年1月16日からチリのイキケに約1ヶ月出張致します。現地の情報を収集していましたら、貴方のブログが目にとまりました。

小職は正にこの記事のような日本の中古車をイキケに輸出している輸出業者ですが、ボリビア向けの車両はかなり程度の良い1996年以降のガソリン車でマニュアルのみです。私の輸出した車が世界の各地で活躍してくれることを喜びとして、この仕事をしております。

イキケの道中、ラパスを経由して行きますので、乗り継ぎの時間を利用して、街をぶらついて、車両のチェックをしてみるつもりです。

また、何か新しい情報ありましたら、アップをお願い致します。
Posted by タマダ at 2006年01月07日 14:21
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