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永石公認会計士事務所
 2003年~2007年の4年間、米国アラスカから南米最南端まで19ヶ国を巡り、帰国後は日本で唯一の「南米がわかる公認会計士」として活動中。
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  このブログでは、ブラジルをはじめとする中米や南米の投資に役立つ情報を、皆様と同じ目線でできるだけわかりやすい言葉で執筆します。

2005年07月20日

パラグアイの国民的飲料

11471.jpg パラグアイの町を歩いていると、小さなツボに入っている液体を、ヘンな形のストローでチューチュー吸っている人をよく見かけます。飲み終わると、持っている魔法瓶からツボに液体を入れ、再び飲んでいます。通りを歩いている人だけではなく、屋台のおっちゃん、ホテルのフロントのにいちゃん、そして、スーパーのレジのおばちゃんまでも、みんなチューチューしながら仕事をしています。

 全く同じ光景を、ウルグアイの首都・モンテビデオでも見ました。通行人が歩きながら、あちらこちらで、注いではチューチューしていました。持っている荷物は、「ツボ」と「魔法瓶」だけという人も、数多く見かけました。「それを持ってこなければ手ぶらなのに・・・」と何度思ったことか。まるでそれを飲まなければ死んでしまう、くらいの勢いを感じました。それは、それは、異様な光景です。

 最初は何を飲んでいるのかわかりませんでした。と同時に、「そんなにおいしいのなら私たちも飲んでみたい」と思い、ある時、通行人のおっちゃんに尋ねました。すると、おっちゃんは・・・
         ******************************

 「これはマテ茶という飲み物じゃ。すごくおいしいよ。」と答えました。

 それから、パラグアイで知り合ったアルゼンチン在住の日本人の方に、その飲み方を教わりました。彼は毎朝マテ茶を飲んでいるそうです。

 飲み方はいたって簡単。マテツボにマテ茶の葉を多めに入れ、80℃ぐらいのお湯を注ぎ、それを、ボンビージャという変わった形のストローで吸って飲むだけです。

 初めて飲んだ時は、すごく苦くてあまりおいしいとは感じませんでした。「どうしてこんなものを、親のかたきのように、毎日毎日、飲むんだろう」と思いました。しばらく我慢して、それから毎日飲むようにしました。すると、慣れてくるとだんだんおいしく感じ始めました。今では、毎日欠かさず飲んでいます。

 この「マテ茶」、実は他のお茶と比べても、ビタミンCやミネラルがとても豊富で、健康にとてもいいとのこと。日本のあるテレビ番組でもマテ茶の効能の素晴らしさを取り上げたことがあるそうです。パラグアイ人の食生活の乏しさや偏りを、マテ茶で補っているような気がします。マテ茶は、パラグアイ人の健康の土台となっているのかもしれません。

 また、マテ茶は、パラグアイやウルグアイだけではなく、ブラジルの南部地方やアルゼンチンでもかなり飲まれているようです。

 さらに、パラグアイは世界でも薬草の種類が多く、質、量、共に豊富な国です。街角の屋台でも、一袋1,000グアラニー(約18円)で、いろんな薬草が売られています。胃痛に効く薬草、コレステロールを抑える薬草、精神を安定させる薬草・・・

 その日の気分で、これらの薬草をマテ茶に混ぜると、毎日違った味のマテ茶を飲むことができ、健康にもすごくいいです。

 スーパーに行くと、マテツボ、ボンビージャ、魔法瓶などのマテ茶セットが所狭しと並べられています。また、マテ茶もとても安く、500g入りの袋が5,000グアラニー(約90円)。大きな袋に入った5kg入りのマテ茶が売られているのを見た時には、「お米やないんやから・・・」と思わず突っ込んでしまいました。

 パラグアイの夏はとても暑く、気温が40℃近くになることもあるそうです。そういう時には、お湯の代わりに冷水を入れて飲みます。こうなると、なぜか名前も変わって、「マテ」ではなく「テレレ」と呼びます。夏になるとテレレばかり飲んで仕事をしないパラグアイ人を見て、ある日本人が、「まったく仕事もしないで。まさに、テレレーっだねえ・・・」と言ったのが印象的でした。

写真は、マテツボ、ボンビージャ、マテ茶。マテ茶の苦味が苦手な人は、砂糖やハチミツなどを入れるようです。
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Posted by 永石公認会計士事務所 at 23:47│Comments(0)商品
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