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永石公認会計士事務所
 2003年~2007年の4年間、米国アラスカから南米最南端まで19ヶ国を巡り、帰国後は日本で唯一の「南米がわかる公認会計士」として活動中。
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2005年07月27日

現地に貢献している日本人移民

11705.jpg大豆御殿 うまかった大豆 南米の内陸国パラグアイは、意外にも日本人の移住の歴史は古く、今から約70年前に始まりました。また、ブラジル、ペルー、アルゼンチン、ボリビアに次いで、南米の中で5番目に日系人が多いそうです。

 私はパラグアイに来るまで、日系移民と言えばブラジルやペルーというイメージがあり、パラグアイにそんなにたくさんの日系人がいることを全く知りませんでした。

 先日、パラグアイの中では2番目に日系人が多い「イグアス移住地」を訪ねました。
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 ここは、パラグアイ第二の都市、シウダー・デル・エステから西に約42km行ったところにあります。

 最初に入植したのは、44年前の1961年です。現在では、日系人が700人〜800人、パラグアイ人が約10,000人住んでいます。最近は、日本への出稼ぎが増えたため、少しずつ日系人が減っているそうです。

 イグアス移住地は、日本人会館、日本語学校、農協、スーパー、診療所など、町としての機能はなんでも一通りそろっています。

 ここに住む日系人は、ほぼ全員、完璧な日本語を話します。これまで出会った日系人の多くが、ほとんど日本語を話せなかったという現状に比べると、これは驚くべきことです。イグアス移住地では、それだけ日本語教育にも力を入れています。

 移住地から奥に入ると、見渡す限りの大豆畑や小麦畑が広がっています。1戸当たりの平均所有面積は約300ha(ヘクタール)。北海道の十勝近辺の平均が約30haだから、その大きさがわかっていただけると思います。また、国道沿いには、大豆栽培で成功された日系人が所有する大御殿もたくさん立ち並んでいます。

 特にイグアスの大豆は有名で、パラグアイの大豆総生産量の約4割がこの辺りで作られています。先日、その大豆を食べましたが、そのおいしさにびっくりしました。日本でこんなにおいしい大豆を食べたことがありません。

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 パラグアイに限らず、これまで訪れたどの日本人移住地でもそうですが、最初は少数の家族で入植し、自ら農地を開拓し、農作物を作り始めるのですが、日本人の信用の高さや勤勉さを頼って、徐々に現地人が移り住むようになり、移住地が発展しているようです。現地人にとっては、「日本人の元で働いていると食いはぐれがない」と考えているのでしょう。こういう話を聞くと、「やはり日本人は現地人に信頼されているんだなあ」と実感します。

 また、日本人が入植して、野菜などを作ることにより、それまで肉食一辺倒だった現地人も、野菜などを食べるようになったため、現地人の寿命が延びたという話も聞きます。

 このような話を聞くと、「日系人はその国の人たちにとても貢献しているのだなあ」と感じ、日本人であることに誇りを持ってしまいます。

写真は、
左:「イグアス移住地」の広大な畑。360度、地平線でした。
中:大豆御殿
右:この大豆を食べました。うまかった。
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Posted by 永石公認会計士事務所 at 23:38│Comments(0)国、町、村
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