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永石公認会計士事務所
 2003年~2007年の4年間、米国アラスカから南米最南端まで19ヶ国を巡り、帰国後は日本で唯一の「南米がわかる公認会計士」として活動中。
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2005年10月18日

中南米最大の自動車整備工場

17138.jpg パラグアイに「トヨトシ」という会社があります。主にトヨタの車を販売している会社です。この社名を初めて見た時、「トヨタだからトヨトシという名前をつけたのかなあ」と思ったのですが、実はそうではなくて、日本人の豊歳(とよとし)さんという方が創業したからだそうです。

 現在では、「トヨトシ」という会社は、パラグアイでは知らない人はいません。それくらい有名で大きな会社になっています。

 本日は、「トヨトシ」が首都アスンシオンに持っている自動車整備工場を見学しました。
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 実は、この工場、中南米で最も大きな自動車整備工場だそうです。豊歳さんは何でも一番が好きだそうで、工場を建設した当時、中南米で最も大きい整備工場を視察して、それよりも大きい整備工場を作ることを決意しました。

 しかし、ここはただ大きいだけではありません。窓が大きく取ってあるため、とても明るい雰囲気があります。また、清掃も行き届いており、隅々まで清潔に保たれています。このことは、日本ではさほど珍しいことではありませんが、モノをそこらへんに簡単に捨てる中南米では、本当に珍しいことです。従業員への教育が行き届いているのはもちろんですが、ラテン人でもやればできるもんです。

 驚いたのは、写真のように、工場内に「5S」の看板があり、そこには「SEIRI(整理)」「SEITON(整頓)」「SEISO(清掃)」「SEIKETSU(清潔)」「SHITSUKE(しつけ)」と書いてありました。日本生まれの「5S」を、パラグアイの工場職員も励行しているようです。

 また、「お客様が一番です」と書いてある看板もありました。中南米では、お客様に対するサービスがあまり根付いていません。客と対等と思っているのはまだいい方で、お客をぞんざいに扱う店もたくさんあります。その中で、客を第一に考え、それを実践する社風は、中南米ではかなり珍しいと思います。やはり、日本人社長だから可能だったのでしょう。

 さらに、高級クラブのようなゴージャスな待合室が工場の2階にあり、そこから整備工場が一望できます。そうすることによって、お客さんは自分の車がどこにあるのかがよくわかり、修理工はお客さんの目があるので、あまり悪いことができません。相互効果を狙っているようです。

 パラグアイでは、自動車は決して安くありません。特にトヨタ車はブランド力もあり、故障も少ないなどの実績もあるため、他のメーカーより高いです。にもかかわらず、トヨトシの業績は好調のようです。サービスのレベルがあまり高くないパラグアイでも、お客様のためになる良質なサービスを提供すると、顧客も満足するようです。

上の写真は、中南米で一番大きな自動車整備工場。
※クリックすると大きくなります


「5S」の看板 「5S」の看板
整備工場の待合室 整備工場の待合室

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Posted by 永石公認会計士事務所 at 03:30│Comments(0)店・工場・会社
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