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永石公認会計士事務所
 2003年~2007年の4年間、米国アラスカから南米最南端まで19ヶ国を巡り、帰国後は日本で唯一の「南米がわかる公認会計士」として活動中。
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  このブログでは、ブラジルをはじめとする中米や南米の投資に役立つ情報を、皆様と同じ目線でできるだけわかりやすい言葉で執筆します。

2005年12月20日

世界遺産のバルデス半島に見る料金格差

19554.jpg 南緯42.5度。ブエノス・アイレスから南に約1,400kmのところ、南アメリカ大陸が細くなりはじめた辺りに、1999年に世界遺産に登録されたバルデス半島があります。ここはパタゴニア地方の入り口。ここまで来ると、夏だというのに、朝晩はすごく冷えます。バルデス半島は動物の宝庫です。クジラ、シャチ、ペンギン、ゾウアザラシが見られます。

 車でバルデス半島に向かうと、半島の入り口に入場料が書かれた看板がありました。それを見てビックリ!!
         ******************************

 「一般:35ペソ(約1,400円)、メルコスール・アルゼンチン国民:10ペソ(400円)、州民:1ペソ(40円)」

 メルコスールとは、ブラジル・パラグアイ・ウルグアイ・アルゼンチンの4カ国のことです。しかし、この価格差は何なのでしょうか。外国人観光客からは取れるだけ取っとけ、ということでしょう。はるばる日本からバルデス半島に来て、35ペソだからといって引き返す人もいないでしょうし、見事に、そして極端に、需要と供給を反映している価格設定ですね。

 実は、このような価格設定は、中南米の有名観光名所ではよくあることです。これまでも何度か見てきました。

 でも、これははっきり明示してあるだけマシです。旅をしていると、暗黙の価格差に気がつきます。すなわち、おみやげ屋さんや市場などで買い物をすると、現地の人だと300円、外国人だと1000円、特に日本人だと、お金を持っているというイメージがあるので、1500円、ということがあります。

 また、南米には悪徳警察官がたくさんいて、車を止めてイチャモンをつけて、ワイロを要求します。彼らも、外国人、特に日本人と見ると、高い金額を要求してきます。文句も言わず、それだけのお金を払ってくれると見込んでいるからでしょう。

 実は、ここだけの話し・・・私はバルデス半島に、10ペソで入ることができました。「パラグアイから来ました。私が乗っている車もパラグアイナンバーだし・・・。」と言って、パラグアイの車の登録証を見せました。するとすんなり認めてくれました。他の人には言わんといて下さいね。

 南米では、悪く言うと「だまし合い」、よく言うと「認め合い」があります。向こうも、「たぶん日本人だろうけど、まあ、いいよ」ということだろうと思います。

 あっ、バルデス半島の観光について書くのを忘れてました。世界的観光名所なので、「この時期は混んでるよ」とさんざんおどかされてきたけど、満室で断られたホテルはなかったし、バルデス半島を走っていても、すれ違う車は数えるほどでした。

 浜辺では、ゾウアザラシの大群が浜辺で寝そべっていたり、ペンギンをそばで見ることができました。半島内の未舗装道路を200kmも走ったので、ちょっと疲れました。ブエノスアイレスから休みなく走ってきたので、明日、明後日は休養します。

上の写真は、浜辺で寝そべるゾウアザラシの大群。
※クリックすると大きくなります


バルデス半島入り口にある料金表の看板。これを見たとき、「一瞬引き返そうかな・・・」と思いました。 バルデス半島入り口にある料金表の看板。これを見たとき、「一瞬引き返そうかな・・・」と思いました。

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Posted by 永石公認会計士事務所 at 06:44│Comments(1)国、町、村
この記事へのコメント

バルデス半島は有名らしいですね。私はブエノスアイレスからリオガジェゴスまでバスで直行(36時間?)したので、素通りしてしまいました。行きたかったなあ。

 >実は、このような価格設定は、中南米の有名観光名所ではよくあることです。これまでも何度か見てきました。

世界遺産になると維持費やなんだかんだで料金が跳ね上がってしまうようですね。
インドなんかは一般1ドル、外国人20ドルとか平気であります。

>実は、ここだけの話し・・・私はバルデス半島に、10ペソで入ることができました。「パラグアイから来ました。私が乗っている車もパラグアイナンバーだし・・・。」と言って、パラグアイの車の登録証を見せました。するとすんなり認めてくれました。他の人には言わんといて下さいね。

わはは。
私もバンコクで国際学生証を作って、学生で旅を続けました。
ごめんなさい。まだ、時効じゃないな(汗)
旅行中に会ったとある日本人は、出身大学「ハーバード大学」と書いてあるニセ学生証を作って持っていましたが、博物館で「リアリー??」と問いつめられていました(笑)
Posted by 橋本 at 2005年12月23日 10:54
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