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永石公認会計士事務所
 2003年~2007年の4年間、米国アラスカから南米最南端まで19ヶ国を巡り、帰国後は日本で唯一の「南米がわかる公認会計士」として活動中。
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2008年11月14日

ヴァーレが鉄鉱石の値上げ撤回

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 久々に、日本経済新聞の一面をブラジルネタが飾りました。

 「ブラジルヴァーレ 鉄鉱石再値上げ撤回」

 簡単に解説します。

 ブラジルのヴァーレ(またはバーレ。旧リオドセ社)という会社は、世界の鉄鉱石の約3割を生産している鉄鉱石世界三大メジャーの一つです。もちろん日本の鉄鋼大手も、ヴァーレから鉄鉱石を大量に輸入しています。

 今年2月に、2008年度分の鉄鉱石価格を65%も値上げすることで、日本や中国と合意していたのですが、それでも他社より安い価格だったことと、今年前半の鉄鉱石の価格高騰とで、異例の再値上げを要請していたのです。

 ところが、ここ数ヶ月の鉄鉱石の国際相場急落や、鉄鉱石需要の減少を受けて、それを撤回した、というニュースです。

 この一連のニュース、ラテン人の性格が読み取れます。

 本来、価格改訂は年に一回なのですが、「もしかして値上げの要求を飲んでくれるかも・・・」と思ったのでしょう。ダメもとで強引な要求を訴えてきました。

 だから、日本の企業側の対策としては、要求があったからと言ってすぐに真に受けることなく、相手は本気で言っているのか、ダメもとなのかを見極めて、対策を取る必要があります。

 そして断る時は、相手の自尊心を傷つけないようにすることが大切です。ラテン系は一度ヘソを曲げると、理屈が通じなくなる可能性が高いです。「あなたの事情もわかるけど、こちらの事情もわかって下さいね」と、丁寧に説明することが大切です。

 このことがよくわかっていないために、ラテンアメリカの会社との交渉に失敗する会社が多いようです。

 ビジネスの成功の鍵は、相手の人間性をよく知ること。それが意外と近道かもしれません。

 さあ、今週末はワシントンでG20です。どんな意見表明がなされるか。注目です。

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Posted by 永石公認会計士事務所 at 15:22│Comments(1)ブラジル
この記事へのコメント

永石さん
こんちは、中川です(わかるかな)
実は、私の職場がヴァーレから仕事をもらっているのですが
個別に相談したいことがあります。
パソコンが壊れてしまったおかげで、以前頂いたメールがどこかに
いってしまいました。
もしよろしければ、メールをいただけないでしょうかm(__)m
Posted by 中川 at 2008年11月17日 14:26
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