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永石公認会計士事務所
 2003年~2007年の4年間、米国アラスカから南米最南端まで19ヶ国を巡り、帰国後は日本で唯一の「南米がわかる公認会計士」として活動中。
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2008年11月17日

G20で外面のいい日本

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 アメリカ・ワシントンで行われたG20緊急首脳会合(金融サミット)が閉幕しました。成果は・・・予想通り、ほとんど何もなし、と言っていいと思います。

 首脳宣言の骨子を読むと、「金融政策は重要だから、これからいろんな措置をやります」と書かれているだけで、具体的な政策には言及していません。

 ただ、足並みは若干乱れており、金融規制が必要と主張する欧州・新興国と、自由な市場原理に基づく競争が成長の基礎と主張するアメリカ・日本に、大きく分かれたようです。

 まあ、自己主張の強い国がこれだけたくさん集まったら、収拾がつかないのは当然ですが・・・。

 唯一の成果は、「世界の経済規模の約90%を占める20カ国が、史上初めて一堂に会した」ことでしょう。されど、これは画期的なことです。

 というのも、G7の世界に占めるGDPの割合が、1989年の68%から、2007年には56%まで縮小した反面、BRICsが13%を占めるなど、新興国の割合が急増してきているからです。

 とは言っても、今でもたった7カ国で世界のGDPの半分以上を占めているなんて、まだまだ富が偏っている証拠ですよね。

 ところでみなさん、G20のメンバー、すべてわかりますか?私も知らなかったので、ちょっと書いてみます。

 ●G7:日本、米国、カナダ、ドイツ、英国、フランス、イタリア
 ●BRICs:ブラジル、ロシア、インド、中国
 ●その他8カ国:メキシコ、アルゼンチン、韓国、オーストラリア、トルコ、インドネシア、サウジアラビア、南アフリカ
 ●欧州連合(EU)

 一つ気になるのが、日本政府が、国際通貨基金(IMF)への10兆円規模の資金拠出や、世界銀行へ約3000億円規模の基金を共同設立することを約束したことです。

 そしてもっと気になったのが、そのことを、麻生太郎首相や中川昭一財務・金融担当大臣が、「大変喜ばれました」と誇らしげに話していました。

 世界に貢献するのはもちろん否定しませんが、このお金はもともとは私たち国民のお金です。いい顔をするためだけに大盤振る舞いして、なのに大して喜ばれていなくて、単なる金づると思われて、いいように使われる、ということだけは、避けてほしいものです。

 そのためにも、出したお金の使い方についても、日本はちゃんと口を出してほしいものです。もちろん日本の国益を考えて。さもなければ、無駄が多いと批判されてきたこれまでのODA(政府開発援助)と同じです。

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Posted by 永石公認会計士事務所 at 12:31│Comments(0)国、町、村
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