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永石公認会計士事務所
 2003年~2007年の4年間、米国アラスカから南米最南端まで19ヶ国を巡り、帰国後は日本で唯一の「南米がわかる公認会計士」として活動中。
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2009年01月09日

ブラジル人学校、存続の危機

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 派遣切り問題が世間を騒がしていますが、日本に出稼ぎに来ている日系ブラジル人については、もっともっと深刻です。

 去年の上半期から外国人切りが始まっていたのですが、マスコミはほとんど報道していません。ここにきて、日本人の派遣切りが大きくなってきたので、ようやく報道しはじめたようです。

 ブラジル人労働者の子供たちが通う「ブラジル人学校」が各地にあるのですが、仕事を失う保護者が増えたことで生徒数が激減しており、その運営が危機に直面しています。

 そのほとんどが日本の学校として認可されていないので、授業料収入だけが頼りなだけに、生徒数が減ると運営し続けることが困難になってしまいます。

 景気のいいときに、外国人労働者をたくさん受け入れるのはいいが、その他の法の整備がなされていないのが現実です。学校教育もその一つです。

 ここにきて、ようやく政府も定住外国人労働者の失業が増加している事態を重視し始めたようで、支援策を検討するようです。遅すぎる感はありますが、外国人労働力に頼るのであれば、それなりに安心して働けるような環境は作ってほしいと思います。

■主な関連記事:

日本人が作った学校

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Posted by 永石公認会計士事務所 at 14:18│Comments(1)ブラジル
この記事へのコメント

ブラジル人学校には、在日ブラジル人子弟の約三割が通っているといわれていますが、厳しい経営を強いられているようですね。

 だだ、いずれは母国に戻るデカセギだからといって、子供をブラジル人学校に通わせる人が多いですが、現実には日本に定住する人も多いですね。私は多文化主義者ではない(極端な同化主義者でもないけど)ので、日本で定住する以上、基本的な日本語ぐらいはマスターするのが前提だと思います。

 日本の公立学校に通っていても厳しいようですね。日本の学校は課程主義(あるレベルに達していないと進級できない)ではなくて、学年主義(一定の学力に達していなくても進級でき、自動的に卒業)なので、基本的な学力が身につかないまま卒業になります。落ちこぼれずに、中学卒業まで行き着いたとしても、高校進学にはハードルが高いようです。いわゆる”底辺校”と呼ばれる学校や定時制高校が外国人子弟の受け皿になっています。

 それと、母国の教育システムからも、日本の教育システムからもドロップアウトする人も多いですね。南米系の子弟のうち2〜3割りは不就学(母国語の学校にも日本の学校にも行っていない)私の友人の親戚にも小学校に行っていない子供がいますが・・・

 デカセギ二世の多くが、親と同じように工場で派遣・請負の仕事をする以外に選択枝がないというのが現実でしょう。

 こうした問題は、1990年代の半ば頃から顕在化していたわけで、政府も地方自治体任せにするだけでなく、積極的にするべき問題だったのではないでしょうか?
Posted by Eric at 2009年01月09日 21:56
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