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永石公認会計士事務所
 2003年~2007年の4年間、米国アラスカから南米最南端まで19ヶ国を巡り、帰国後は日本で唯一の「南米がわかる公認会計士」として活動中。
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2009年02月03日

もうひとつのダボス会議

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 世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)が、先週末、スイスのリゾート地、ダボスで行われました。麻生総理も出席しました。

 ところが、同時期にブラジル北部のベレンで、「世界社会フォーラム」が開催されていたことを知っている人は少ないでしょう。

 これは、ダボス会議に対抗して、2001年から開催されており、グローバリズムに批判的な非政府組織(NGO)関係者らが参加しているフォーラムです。

 今年は、ベネズエラのチャベス大統領、ボリビアのモラレス大統領、エクアドルのコレア大統領、ブラジルのルーラ大統領、パラグアイのルーゴ大統領も出席し、NGOや専門家など約10万人が集まりました。

 チャベス大統領は「ダボスに『死に行く世界』が集う一方、ここには『新たに生まれる世界』が集まった」、「貧困や失業を増やす資本主義を打ち破らねばならない」などと発言し、相変わらず過激さをアピールしていました。

 ブラジルのルラ大統領は「われわれは先進国の教えなど必要ない」、モラレス大統領も「新しい経済秩序には、経済成長率ではなく富の再配分といった指標が必要」と発言したようです。

 一貫して、金融危機による世界不況を招いた元凶として、欧米を中心とする新自由主義経済と市場主義を糾弾する声を上げました。

 日本に入ってくる情報だけ見てると、欧米型経済がグローバルスタンダードと思い、それ以外には考えられず、何の疑問も持たずに鵜呑みにしてしまいがちです。

 ところが、ラテンアメリカ諸国は、長年に渡って欧米に搾取されてきたことを認識し、善し悪しは別にして、「本当にこれでよいのか!」と疑問を持ちつつ、世界にアピールしている一面があります。

 日本も欧米に搾取されている面はないとは言えないのですが、いまだに平和ぼけして、アメリカを信じ切っているのを見ていると、何とも情けないと同時に、アメリカから見ると、日本というのは何とも都合のいい国なんだろう、と思わざるをえません。

 日本でも、この「反ダボス会議」をもう少し報道してもいいのでは・・・

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Posted by 永石公認会計士事務所 at 12:25│Comments(0)ラテンアメリカ
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